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ポルシェケイマンSのPDKオイル交換作業(ダブルクラッチトランスミッションフルード)

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こちらの後期ポルシェケイマンSは、LSD組込とPDKトランスミッションのPDKオイル、デファレンシャルオイル交換を行わせて頂きました。当初PDK用OS技研TCD-LSDを装着させて頂く予定でしたが・・・

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元々純正オプションのトルセン式LSDが組み込まれておりまして、デフサイズやサイドベアリングが異なる為今回は装着を見送らせて頂きました。走行したフィーリングでは殆どそのLSDの存在が分からないほど純正LSDの作動率は低いようです。今後はメーカーさんにもLSD付車用のLSDも開発してもらいましょう! :mrgreen:

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当店でも昨年作業のご案内が可能となりました「ポルシェPDKトランスミッションのオイル交換」いわゆるダブルクラッチトランスミッション(DSG・DCT等)用クラッチオイルの交換、メーカーでは交換不要とい言われているオイルなのですが、実際のところオイルの劣化は著しいものであります。PDKオイルを交換する事で切れ味の良いシフトフィーリングが蘇ります。 😆

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今回のお車の場合約2万キロでのPDKオイルの交換となりましたが左が新品オイル、右が抜いたオイルです。オイルの汚れ具合お分かりいただけますでしょうか?オイルの劣化が進むことでPDKミッション自体の故障はしないにしても、シフトフィーリングが甘くなったり本来の性能できません。1.5~2万キロを目途に交換をお勧めいたします。 😉

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弊社ではポルシェは勿論欧州自動車メーカー純正指定オイルとして認められているペントシン”PENTOSIN”社製オイルの取扱店として認められました。専用ツール・専用オイルを使用する事で的確なPDKを含むダブルクラッチトランスミッションフルードの交換を行う事が可能です。

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オイルパンドレンからは全量のオイル交換が難しいため、オイル抜く・新品オイルを入れる作業を2~3回ほど繰り返し限りなく全量に近い状態までフルード交換を行います。油量計・油温計を使用し厳密なオイルレベル調整を行い作業完了です。作業には事前ご予約が必要となりますのでお電話またはE-mailにてご予約をお願い致します。BMW DCTミッション、VW/AUDI DSGオイル交換作業も承っております。

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以前弊社にて車高調をお取付させて頂きましたポルシェケイマンS、スポーツ走行時にバネレート・減衰力では調整しきれない車両のロールを抑えるために、H&R製スタビライザーを装着させて頂きました。

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純正スタビに比べリアが太く、2段階の調整が可能となります。スタビライザーはロールを抑制する事で車両姿勢が安定しサーキット走行は勿論、普段街中でコーナリングに車両がふら付くといった症状の改善にも有効なパーツです。今回リアはハード側に調整させて頂きました。

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スタビライザー取付にはフロントメンバーを下げての作業となる為、交換作業後にはアライメント調整を行いまして作業完了です。スラローム走行時にもスタビリティが向上しシャープでクイックな動きに仕上がりました。これで次回の走行会も楽しみですね! :mrgreen:

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下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。