12月10日- 11日は富士スピードウェイにて行われた富士チャンピオンレース FCR-Vitaへ参戦されるお客様のレースサポートを行わせていただきました。9月にVitaデビューされ月に数回スポーツ走行で練習を重ね、今回のFCR-Vita最終戦がドライバーさん人生初めてのデビューレースとなりました。
West Carsの販売するVita-01を使用したワンメイクレースシリーズは、全国各地のサーキットでスプリントと耐久レースが行われていて参加台数も40台を超える超人気レースかつハイレベルな激戦レースです。今回の最終戦では43台のエントリーでレースが行われました。
予選・決勝レースは12/10日(土)に行われるため、木曜日のスポーツ走行・金曜日の占有スポーツ走行の時間をレースウィークの練習走行にあて今回のレースへと挑みました。
レースウィークとなれば多くの参加者が平日のスポーツ走行から走行します。普段のスポーツ走行では経験することのできない同レースの参加者と一緒に走行することのできる貴重な走行枠です。当然のことながら走行枠は混雑してますし、常に追い越し・追い抜かれが発生しレースさながらの状況下でタイムを出す練習、タイヤを温める練習、ロングランの練習をすることになります。
今回のレースの一番の目標は「レースに出て雰囲気・場を体験すること!」レースは当日の朝から車検・ドラミ・予選・決勝と常に独特な雰囲気とリズムで進行していきます。この雰囲気になれることが最初は何よりも大切なんです。
レースウィークは上位を走るVITAベテランチーム・ドライバーの方々とご一緒させていただき、デビューレースながら将来の目標を掲げるためにもいきなり上位グループのバチバチな雰囲気を味わってもらいました!予選ではコースINから勝負がすでに始まっています。予選では#82号車はこれまでの自己ベスト大幅に上回る2分2秒台のタイムを記録することができましたが、それでも予選リザルトは43台中39番グリッド・・・トップは1分58~59秒台で走行していますから上位を目指すにはまだまだ長い道のりですがしっかりと予選時間にベストタイムを出せたので上出来です!
決勝レースではスタート直後の1コーナーから多重クラッシュが発生する大荒れな展開に、路面温度も低くタイヤも冷えていることから各コーナーあちらこちらでスピン車両や接触車両が発生し生き残りをかけたサバイバルレースに。2周目にはセーフティーカーが導入され再びレースが再開されましたは、初レース・初グリッドスタート・初めての冷えたタイヤの温め作業、初めてのセーフティーカー導入とドライバーさんにとって初めてなことオンパレードでさぞかし緊張したレースだったと思いますが、無事にチェッカーを受けペナルティを受ける車両が続出する中ノーペナルティ、接触やスピンもなくクリーンな走りで36位でのフィニッシュとなりました。当初掲げていた目標はしっかりとコンプリート出来た素晴らしいデビューレースでした。
決勝レースの模様はこちら>>>
決勝レース中は、本来の自分の走りができずに前の車には離され、レースラップは練習タイムよりも大幅に悪かったりとかなり悔しい思いをされていましたがレースは経験が全てです。そこを焦ればクラッシュや他車との接触行為にも繋がりますし何より車を壊せばコストも掛かる・・・レース経験を徐々に積んでそこはしっかりと学んでいく必要があります。逆に言えば早く経験した物勝ちってことです!サンライズブルバードではそんなドライバーさんのレースをSTEP by STEPでしっかりとサポートをさせていただきますのでご検討中の方はぜひ一度ご相談ください!
この冬からは新たに弊社富士ガレージにもう1台 Vita-01が加わりました。前オーナー様から車両を引き継ぎ次オーナー様の1月の走行開始に向けてメンテナンスを開始させていただきます。冬の間富士での耐久レースや走行会に向けた車両のお預かりやメンテナンスのご相談などなど、ナンバー付き車両もレーシングカーもガレージ保管・メンテナンスのご依頼もよろしくお願いします。
下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。