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Porsche Sprint Challenge Japan (PSCJ) 第2戦 レポート

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5月14日(日) ポルシェスプリントチャレンジジャパン 2023年シリーズ 第2戦が宮城県のスポーツランドSUGOにて行われました。PSCJシリーズは全4ラウンド 8戦のレースが行われ第2戦のRd.3 / Rd.4 富士スピードウェイでのレースには香港出身の「Eric Lo Piu」選手が初めてのスポーツランドSUGOでのレースに参戦しました。

チームエントラント/メンテナンスガレージ : SUNRISE BLVD.

車両:SUNRISE Blvd. 718 GT4CS

ゼッケン:86号車

ドライバー:Eric Lo Piu(香港)

チーム代表:福田幸平  / ドライバーコーチング :Shaun Thong(香港)

チームスポンサー:エヌティー・クリニック様・KMC Group様・テックデザイン様・阿部商会様

第2戦スポーツランド菅生 大会に参加したEric Lo選手は、今回自身初めてのスポーツランド菅生のコースを走る機会となりました。走行スケジュールの関係で事前テストを行うことができず、レースウィーク 金曜日のスポーツ走行枠から走行を開始しました。ドライビングのコーチングには日本のスーパーGTやスーパー耐久でも活躍している香港出身のGTカードライバー「Shaun Thong:ション・トーン」が担当しました。

<<Rd.3/4 予選 Qualify>>

レース日当日は前日夜から降雨によって路面コンディションはウェットに、午後に向かい天候が回復する予報でしたが気温が低く予選はウェットコンディションでレインタイヤを装着してのスタートとなりました。Eric選手は初めての菅生走行かつ、初めてのウェットコンディションでの予選走行となりましたがスピン・コースアウトすることなくコンディションの改善に合わせて毎ラップ自己ベストラップを更新し序盤には上位のGT3クラスに匹敵するラップタイムを記録しました。走り始めから1セットのウェットタイヤでの走行を続け、最終的には1分41秒428を記録しクラス2番手タイムとなりました。

<<Rd.3 決勝レース 12LAP>>

Rd.3 決勝レースは12周で行われクラス2番手スタートの#86号車はスタート直後から1位を走行する#17号車にプレッシャーをかけ続けるアグレッシブなレース展開に。2周目には前方を走るGT3クラスの接触によるクラッシュが発生しセーフティーカーが導入され全車のギャップが詰まったところで6周目に再びレースが再開されました。#71号車が前を走るGT3クラス下位車両に前方を塞がれる形で走行ペースが上がらない状況の中、#86号車はべストラップを更新しながら前方車両に迫るがオーバーテイクの難しいスポーツランドSUGOではオーバーテイクには至らず約1.5秒のGAPでクラス2番手でのフィニッシュとなりました。

<<Rd.4 決勝レース 12LAP>>

Rd.4 決勝レースは予選セカンドベストタイムで決定されたクラス2番手からスタートとなりました。#86号車は予選ではウェットタイヤのみを使用したため新品のドライタイヤを装着して決勝レースへ挑みました。新品タイヤはコース距離の短いスポーツランドSUGOではタイヤが暖まりには若干不利な点がありましたが、Eric Lo選手はコースINラップ・フォーメーションラップともにしっかりとタイヤを適正温度までウオームアップさせることができスタート後1周目からRd.3レース同様に全車にプレッシャーをかける走りを展開。毎ラップベストタイムを更新していましたが、前を走る#71号車もコンマ4~5秒ほど速いペースで走行していたため徐々に大きなGAPを作られてしまい最終的には約11秒のGAPでクラス2位でのフィニッシュとなりました。Rd.4決勝レース中にはこのレースウィーク中ベストタイムの1分30秒144を記録することができレースを終えました。

 

<<チーム代表 福田より>>

今回のPSCJ 第2戦のスポーツランドSUGOでのレースには海外からのお客様をお迎えしてコースライセンス取得サポート・レースの参戦をサポートさせていただきました。海外ドライバーさんとのコミュニケーションには全て英語によるやりとりが必要となりますが、弊社では長年の海外のお客様とのお取引や海外レースでの実績から何の滞りもなくレースウィーク を運用させていただきました。Eric Lo選手自身は、2023年に国内でのFerarri Challenge Japan Seriesにフル参戦されており、日本国内のサーキットでの走行経験を積むために九州オートポリス ・スポーツランドSUGOでのレースに向けてのトレーニングを兼ねて本レースに参戦いただきました。セッションを重ねる度にラップタイムを確実に更新していく安定感のある走りは、ご自身の今後のレースにも必ず役立てていただける機会となったと思います。次戦も引き続きジェントルマンドライバーなお客様の走行体験や経験を積む機会をサポートさせていただきます。

次戦  PSCJ第3戦は6月18日に富士スピードウェイにて GT-World Challenge ASIAとの併催レースにて実施されます。PSCJ第3戦にはサンライズブルバード  #86号車も既にエントリーを完了しております。参戦体制については追ってに発表させていただきます。

Porsche JAPAN 公式レースレポート:日本語版  / English Ver.

 

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下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。