7月に入りようやくオフィシャルリリースされた新型718ケイマンGT4 / ボクスタースパイダー。先代の981型よりもさらにパワーアップされた4.0L 425hpのスペックで登場は既にみなさんご存知の事かと思います。残念なのことが想定はしていましたが車両価格のアップ(約200万 981GT4比較)、右ハンドル・6MTのみの正規輸入との事。いずれにせよ今年の年末から来年にかけてデリバリーされるようですので楽しみな車両です。
購入検討中のお客様、既に新型GT4をご予約されているお客様より色々とお問い合わせをいただいております。これからGT4を楽しんでいただく方々に情報を共有いただけるようにお問い合わせの多い疑問点についての回答をご紹介させていただきます。
Q1. 車両は購入できるのか?
A1. 日本正規割り当て台数が何台なのか、各ディーラーどれだけ入ってくるのか、全く分かりません。
Q.2 車両を購入する上で必須なオプション、あると便利なオプションは?
A.2 981GT4の中古車両マーケットをご覧いただければご判断いただけると思いますが、基本的な装備は標準です。オートエアコンやスモーキングパッケージなど一部はあると便利なオプションですがお客様によると思います。殆どが外装カラー・インテリア仕様によるオプションですのでせっかくですからお客様のお好みの1台にされてはいかがでしょうか?
Q3. 純正オプションのクラブスポーツパッケージは必要か?オプションをオーダーしなくても後から4点式・6点式ハーネスが装着できるのか?
A3. 純正クラブスポーツPKGオプションを選択されなくても、後から4点式・6点式ハーネスの取付可能です。クラブスポーツPKGオプションに含まれる純正カーボンバケットシートは機能性という面からは日本人体型向いていません。またサーキットを走られる際にはホールド性・シートポジションにはやや難がありますので後からレカロなどフルバケットシートをご検討いただく方が機能性のメリットはあります。
弊社のデモカーの様にクラブスポーツPKGオプション非装着でも、後から安全上・見た目の為にロールゲージをレトロフィットなんてことも可能です。981GT4/991GT3ではかなり多くのお客様が純正カーボンバケットシートのシートポジション問題を抱えられてシート交換をご検討いただきました。
Q4. 718GT4で足回り〜吸気・排気・ECUチューニングなどやりたい!できますか??
A4. はい!もちろん可能です。足回り・ブレーキ周り・インテリア関係にかんしては981系と共通になっています。981GT4でご案内しているメニューのほとんどはご案内が可能です。718GT4の吸気・排気システムに関しては981系とは全く異なる物となっておりますので各パーツメーカーからのリリースを待つ必要があります。ECUシステムについては981と同じSIEMENCE製SDI9が搭載されておりますので時期にリリースはご案内可能になる予想です。
718GT4のエキゾーストサウンドは981GT4に比べると音質がかなり低めな印象です。というのもエキゾーストレイアウトが大幅に変更されて非常に大きなキャタライザーがエンジンよりやや後方にレイアウトされました。
Q5. 981 GT4 と718GT4どっちがいいの!?
A.5 非常に甲乙がつけにくいですね!それぞれに良いところがあります。981型では既に発売から3年が経過し車両価格も少し落ち着いてきました。アフターパーツも各種充実した物が出てますし、パフォーマンスチューニングや足回りセットアップなども熟成されてきています。ある程度手を入れて楽しむには981型はもってこいのベース車両です。3.8L >>> 4.0Lのボアアップやら、ワイドボディキット組んだりなど思い切ったことができる様になるのも3年の新車保証が切れてきた時期が狙い目です。
718ケイマンGT4は本当に最後の自然吸気エンジン搭載モデル!?とも言われてますから、最後の4.0L NAエンジンを楽しみたいという方にはスペシャルな1台になることは間違いないですね。もちろんエアロダイナミクスはより熟成され、ライト周りは現行モデルと同じに一新されエンジンやソフトウェアなどノーマルでパワーアップされてますから楽しいと思います。
ミッドシップポルシェのケイマンをより楽しく乗っていただける様になんでもサポートさせていただきますので小さなことから大きなことまでお悩みの際にはご相談ください。
下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。