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2016年 ポルシェGT3カップチャレンジレース第1戦・第2戦 レポート

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ポルシェモータースポーツのステップアップカテゴリー、Porsche GT3 Cup Challenge Japan (GT3CC) 2016年シリーズ開幕戦の第1戦 / 2戦が、5月15日に静岡県富士スピードウェイで開催されました。今年で開幕7年目となるGT3CCは、次戦の第3戦 / 第4戦が岡山国際サーキット(7月3日)、第5戦 /6戦 ツインリンク茂木 (7月31日)、第7戦 / 8戦 スポーツランド菅生(9月11日)、第9戦−10戦(11月6日)のスケジュールにて行われます。今年からGT3CCレースはレギュレーション変更が行われミシュランタイヤワンメイクでの開催となります。

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<予選:Qualify>

レース当日、朝から晴天に恵まれ午前8時40分から20分間の公式予選がスタート。全世界共通のミシュランタイヤはややハードな特性コンパウンドの為、NEWタイヤを装着し序盤から積極的にタイムアタックを行いました。予選開始5LAP目にTeam SUNRISE BLVD. #86号車はベストラップの1分44秒558をマークし大会レコードタイムを更新する好タイムを叩き出し2番手以下にコンマ5秒以上の大きな差をつけ暫定1位に。予選が終盤に差し掛かったタイミングで1コーナーにクラッシュ車両発生し赤旗中断。コースコンディションの改善が期待出来ないと判断しTeam SUNRISE BLVD. #86号車は早めに予選セクションを終了しました。クラッシュ車両の回収が終わり残り時間5分で予選が再開。その間下位に沈んでいた#21号車の銘苅選手が最終チェッカー後に1分44秒543の予選ベストタイムを更新、0.015秒の僅差で惜しくもポールポジションを逃してしまい予選2番手で決勝レースを迎える事になりました。

22QC2991-edit第1戦予選<第1戦決勝レース: Final Race1>

第1戦 決勝レースでは予選時に比べ予想以上に路面温度が高くなった事でペースを上げる事が出来ずトップ#21号車から少しずつ遅れてしまいました。Team SUNRISE BLVD. #86号車は3番手の#12号車と徐々にGAPを広げましたがフロントタイヤ・リアタイヤのタレがさらに厳しく、レース中盤からタイトコーナーでのブレーキングシーンで度々タイヤがロックしてしまう苦しい展開になりました。

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レース残り3LAPのタイミングで先頭#21号車のペースが徐々にダウン。タイヤの消耗が特に激しい模様で富士スピードウェイ第3セクターで度々オーバーランする状況にTeam SUNRISE BLVD.#86号車は可能な限り追い上げを試みましたが序盤に広げられてしまったGAPを縮める事は出来ず、トップ車両から1.266秒遅れで開幕戦2位フィニッシュとなりました。コンディションを考えるとレースペースは決して悪くありませんでしたが、1分45秒384で全体の3番手のベストタイムとなり決勝第2戦レースは3番手グリッドスタートとなりました。

21QC4545-edit決勝第1戦<第2戦決勝レース: Final Race2>

第2戦決勝レースフォーメーションラップが開始され入念にブレーキ・タイヤを温めタイヤのグリップ感触をチェックしレーススタート。抜群のタイミングでスタートが決まり2番手の#12号車に並びかけましたが走行ラインを塞がれてしまい後退。1コーナーアプローチの際にトップ#21号車が痛恨のオーバーラン。白煙を上げタイヤをロックさせながらアウト側へ飛び出しその隙にIN側からならびオーバーテイク成功。2コーナーでブロックラインをとり前方車両を追いかけました。

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トップを走行する#12号車は新品タイヤを装着しての走行の為かペースが中々上がらない様子でサイドバイサイドの展開で100Rを外側から並びかけ、ペアピンコーナーへ侵入。ここでは再びラインを塞がれてしまいオーバーテイクには至りませんでしたが300Rで再び背後に張り付きダンロップコーナーへ。トップの#12号車がIN側へブロックラインを取ったところで白煙を上げながら痛恨のオーバーラン。#86号車もブレーキングをギリギリまで遅らせていた為多少のオーバーランをしながら#12号車をパスしトップに浮上。ここから一気に後続車を引き離す為に猛プッシュでファーステストラップを記録しながらトップを走行します。後続では#12号車と#21号車とがバトルする場面もあり徐々にマージンを築くとともにタイヤを労りながら10LAPの決勝レースをトップで守りきり今シーズン初優勝を挙げる事が出来ました。

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決勝第2戦

シリーズランキングは#21号車と同ポイントの1位タイ。次戦岡山国際サーキットでのレースは完全アウェイな戦いになる事が予想されますが、シリーズ優勝を狙う為に確実にポイントを獲得し戦っていきたいと思っています。2016シリーズは昨シーズンと異なり富士スピードウェイでの開催が2回、その他岡山国際サーキット、スポーツランドSUGO、ツインリンク茂木と遠征レースが予定されいます。チーム体制も資金的にかなり厳しいですが自分たちのベストを尽くせる様戦っていきます。

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次戦も引き続きTeam SUNRISE BLVD. #86号車へのご支援ならびに応援を宜しくお願い致します。

 

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