MOTORSPORT

Porsche Sprint Challenge Japan 開幕戦 レポート

このエントリーをはてなブックマークに追加

4月2日 ポルシェスプリントチャレンジジャパン 2023年シリーズ 開幕戦が富士スピードウェイにて行われました。PSCJシリーズは全4ラウンド 8戦のレースが行われ開幕戦のRd.1 / Rd.2 富士スピードウェイでのレースにはPSCJ初参戦のMAKINO選手が自身初めてポルシェでのレース参戦となりました。

チームエントラント/メンテナンスガレージ : SUNRISE BLVD.

車両:善幸★SUNRISE Blvd. 718 GT4CS

ゼッケン:86号車

ドライバー:牧野善知 MAKINO YOSHITOMO

チーム代表:福田幸平

チームスポンサー:エヌティー・クリニック様・KMC Group様・善幸様・テックデザイン様・阿部商会様

4月2日(日)の早朝からまずは30分間の公式予選が行われました。ドライコンディションのもと行われた公式予選では全車がスリックタイヤを装着しコースイン。#86号車の牧野選手は初めての予選で新品タイヤの温めに専念し序盤から積極的にタイムアタックを開始。走行開始5〜6周目から自己ベストタイムの1分50秒台のタイムを記録するもタイムが頭打ちとなってきたため、作戦を変更しピットインを行い再び新品タイヤを装着してアタックを行う予選2アタック作戦を実施、

残り15分ほどの限られた時間の中2セット目の新品タイヤを装着してコースイン。コースイン後早いタイミングからタイヤを入念にウオームアップさせ1分49秒015のコースレコードを更新するベストタイムを更新しGT4クラス2番手に浮上。チャッカーフラッグ間際にGT4クラス#51号車にタイムを0.135秒更新されてしまいRd.1予選はクラス3番グリッドからのスタートとなりました。Rd.2予選はセカンドベストタイムが採択されるため、1分49秒167のタイムでクラス2番手グリッドを獲得。牧野選手は初めての予選ながらコースレコードを更新する好タイムの走りでした。

 

<<公式予選結果 Rd.1予選>>  クラス3番手 / Rd.2予選 クラス2番手

 

 

 

<<Rd.1決勝レース>>GT4クラス 3番手スタート >>> 決勝2位フィニッシュ

決勝レースはRd.1予選結果のクラス3番手からスタート。#86号車は予選中に2セットの新品タイヤを使用してしまったため予選で使用したUSEDタイヤを装着して決勝レースへ挑みました。同クラスのライバル車両は新品タイヤを装着してのスタートとなったため、タイヤの暖まりには時間がかかるであろうと予想し、ドライバーにはスタートから積極的に前車へプレッシャーをかけることを伝えレースがスタート。スタート直後から接近したレース展開となり1周目のBコーナーブレーキングで2番手を走行する#51号車のオーバーテイクに成功し2番手にポジションをアップ。序盤からは3番手を走行する#51号車と終始サイドバイサイドの展開で10周の決勝レースはチェッカーまで抑え切ることができ2番手でフィニッシュとなりました。

<<Rd.2決勝レース>>GT4クラス 2番手スタート >>> 決勝3位フィニッシュ

決勝レースはRd.2予選結果のクラス2番手からスタート。#86号車は予選中に2セットの新品タイヤを使用してしまったため予選で使用したUSEDタイヤを装着して決勝レースへ挑みました。ポジションは2番手からのスタートということもありトップ車輌を追いかけられる位置からのドライバーにはスタートとなりましたが、スタートで出遅れてしまい1コーナーで#51号車にオーバーテイクを許してしまい3番手へ後退。予選アタックでタイヤを使い切ってしまったためか予想以上に走行ペースが上がらずトップ・2番手の車輌からはどんどん遅れを取ってしまい単独走行状態でクラス3位でのチェッカーとなりました。スプリントレースの難しさでもあるタイヤマネージメントが勝敗を分けたレースとなりました。

 

<<チーム代表 福田コメント>>

2023年から新しいモータースポーツサービスの形として活動を始めたポルシェ・718ケイマンGT4クラブスポーツ車両を使用したポルシェスプリントチャレンジへの参戦ですが、今回のレースではレーシングカーとの走行経験・公式レースへの走行経験もごく浅いジェントルマンドライバーの方に参戦いただきました。レース結果の通り、ケイマンGT4車輌はレースカーの中でもABS・トラクションコントロールといった電子デバイス+PDKパドルシフト操作ということもありサーキット走行の経験をお持ちの方であれば思いきって走っていただけるカテゴリーになっています。純粋に「ドライビングをする」「レースをする」ということに専念いただけます。牧野選手もレース前の限られた走行練習の間に走行レクチャーやロガーデータからドライビングスキル向上に繋げられるスキルを身につけていただけ今回のレース結果につながったと思っています。次戦以降も引き続きジェントルマンドライバーを起用しモータースポーツでのスキルアップに役立てていただけるよう参戦をサポートしてまいります。

今シーズン参戦にあたり弊社サンライズブルバードチームを支えていただいておりますスポンサーの皆様、サプライヤーの皆様有り難うございました。引き続きよろしくお願いいたします。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。