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ポルシェ前期987ケイマンSのカスタムとメンテナンスのご依頼をいただきました。8万キロを迎えた前期ケイマンSは、走行距離的にも年式的にも各所にトラブルが潜んでいました。まずは足回りのリフレッシュ作業にて、BC RACINGピロアッパーマウント付き車高調整式サスペンションを使用してまるっと交換。純正PASMサスペンションはコーディングを行いキャンセル処理を行います。クラッチのペダルフィーリングに違和感が突然というオーナー様からの情報を元に、トランスミッションを降ろしてクラッチ交換を実施。クラッチの磨耗状態は距離相応、トラブルに至る前に交換ができベストタイミングでした。クラッチ一式は社外のSACHSクラッチキットにて交換。年式の経った987お決まりのトラブルで多いのがベルト・プーリー周りの故障。ドライブベルトを支えるプーリーはプラスチック製のパーツが使用されておりエンジンルームの熱と劣化でプーリーに亀裂が入りバラバラで不動になる事件が多発しています。当初はベルトだけの交換予定でしたが状態をチェックし追加でプーリー交換もご提案させていただきました。外したプーリーをしっかりちぇっくするとやはりクラック発見。こちらもちょうど良いタイミングでの修理が行えました。定番の消耗部品のスパークプラグとイグニッションコイル交換。こちらは長持ちして強力なスパークでトルクもアップするハイスパークイグニッションコイルにて交換がてら強化！お車は中古でご購入されたばかりということでした距離相応のウィークポイントはしっかりと整備メンテナンスを行うことができました。

カスタマイズと合わせたメンテナンス、整備のご依頼もお任せください。カスタムだけじゃせっかくの愛車も安心して乗れませんよ。