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ポルシェ987後期ケイマンSにエンジン点火システムのメンテナンスとグレードアップを兼ねて、スパークプラグ交換作業とハイスパークイグニッションコイルへの交換作業を実施。4万キロを迎えたお車はこれまでにミスファイアーによるエンジンチェックランプ点灯といったトラブルはありませんでしたが、スパークプラグを点検すると6気筒中数本にカーボンの蓄積が確認されややかぶり気味だったようです。スパークプラグを一式新品に交換し、強力なスパーク力を発揮するハイスパークコイルを組み合わせることで不完全燃焼を改善させアイドリング安定・トルク向上といった効果が得られるようになります。またコイル本体も純正コイルよりリーズナブルな価格設定となっておりますので交換時期を迎えた際にはぜひハイスパークコイルへの交換をお勧めします。

また後期987ケイマン・ボクスターではイグニッションコイルを触媒の熱から保護するヒートシールドが装着されています。そのためかこれまでにコイルトラブルは少ない印象です。コイルトラブルの多い981系ケイマン・ボクスターでの対策もありますのでご相談ください。