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ポルシェケイマンＳの１年点検作業を行わせて頂きました。日頃サーキットも走行されているため12ヵ月点検＋αのケイマン特有のメンテナンスヵ所もチェックさせて頂きます。定期点検ではブレーキの分解清掃グリスアップ作業等一通り行いまして整備を行っております。定期的にパッドの残量やブレーキの摩耗状態を把握することでサーキット走行前にも安心です。

後期型ケイマンの直噴エンジンでは以前よりもエンジンオイルが汚れやすくなっております。今回はスポーツ走行でも終始安定した油圧と油膜を保持するMOTUL 300V TROPY 0W-40に交換です。

ケイマン＆ボクスター系エンジンの弱点ともいえるブローバイ。ご覧のようにインテークマニホールドまで結構な量のオイルが吹きもどされ、インテークマニホールドより漏れが生じておりました。分解清掃を行いパッキンの状態を確認しつつ様子を見ます。小まめなオイル量管理やオイルキャッチタンクの装着である程度予防するとが出来ます。