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ドイツ Mcchip-DKR社 ファクトリー訪問

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昨年末より弊社サンライズブルバードが日本総代理店「Mcchip-DKR JAPAN」として取扱開始したコンピューターチューニングメーカーMcchip-DKR社。ヨーロッパ大手のチューナーが認めるその技術力と開発力の高さは今最も注目されているチューナーです。5月末に開催されるADAC Nurbrugring 24hレースにMcchip-DKRのオーナーが参戦するという事で今回世界各国の代理店がファクトリーに集まりミーティングとレース観戦・Nurbrugring nordschleifedにて走行を行ってきました。

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まずはこちらがドイツKolnから西へ行ったMechernichにあるMcchip-DKR本社のファクトリーです。昨年末から拡張工事が行われており今年の5月にリニューアルしたばかりのオフィスです。エントランスにはMcchip-DKRの新デモカー ポルシェ991.2カレラS 3.0Lターボが出迎えてくれました。既にECUソフトウェアの開発・エキゾーストマニホールド・エキゾーストの開発・KWサスペンションがインストールされています。こちらの車両は後日ご紹介させて頂きます。

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エントランスを入ると昨年ESSENモーターショーにも展示されたMcchip-DKR プロジェクトカーのアウディR8 LMS “Potter & Rich Recon MC8 V10″が展示されております。市販車のアウディR8 V10をベースにMcchip-DKRはスーパーチャージャーキットを搭載させ850hp/920Nmまでパフォーマンスアップ。公道を走れるレーシングカーを目指すべく製作されたこの1台は本物のR8 LMS GT3のボディや足回りパーツで構成されたモンスターマシンです!こちらも後日ご紹介させて頂きます。

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Mcchip-DKR社はヨーロッパの各メーカーを強力なパートナーシップ関係に有り、ポルシェやBMW、AMG、アウディ等の足回り開発はKWサスペンション社と一部共同で行われています。ストリートかレーシングまでECUチューニングに限らず車両の足回りセットアップ等トータルでのパフォーマンスをご提案しております。エキゾーストはドイツのCapristo社、Cargraphic社とパートナー関係に有りMcchip-DKR推奨パーツとして扱われています。

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こちらがファクトリー内部のピットスペースになります。以前はリフトが2台設置されておりましたが今回バックヤードが拡張され全7台のリフトを完備し空冷ポルシェ等のMcchip-Classicとしてレストア部門が本格的に始まりました。

リフトアップされた車両はエキゾーストの開発や、ダウンパイプ、タービンアップグレード等一連のパーツの取付作業が行われます。丁度入庫していたポルシェ991ターボSはMcchip-DKR Stage3のインストール作業にてエキゾースト変更・タービン変更・ECU変更で630psを記録しています。Gクラスはリフトアップとパフォーマンスアップの作業、964ターボ3.3Lはレストア作業とモディファイ作業に、アウディRS3はタービン・ダウンパイプ等のアップグレード作業を行っておりました。

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ファクトリー内の一部にはモータースポーツ専用のセクションがありここではレーシングカーのレストアやカップカーもモディファイ(CUP-S)VLNレースシリーズに参戦する多くの車両が製作されています。Nurubrugring Classicレースに参戦したMcchip-DKR 911 RSRはこのファクトリーで一から製作されています。911GT3CUPのモディファイやカップ仕様の車両製作等一番ワクワクするセクションです。

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こちらが開発に取って最も大切なDYNOルームです。Mcchip-DKR社ではSuper-Flow社製の最新AWDシャーシダイナモを使用し大きな3つのタービンを使用して強力な送風能力を完備しています。ここで開発されたタービン・エキゾーストダウンパイプのチェック・ECUソフトウェアのR&Dが連日行われます。彼らが最も重視するのが開発完了で限りなく実装に近い状態の完了が作り出せるエアフローに最も力を入れた設備設計をなっています。適切な設備無しに確かなソフトウェアの開発は行う事が出来ません。

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Mcchip-DKRではソフトウェアの開発に限らず、車両パフォーマンスを効率よく引き出す為のダウンパイプ・キャタライザー・ビッグターボ・スーパーチャージャーキット等のチューニングステージに応じたアップグレードハードウェアーもご用意しております。例えば既にキャタライザー変更やSC変装・ターボ変更などECUセッティングにおいて重視されるべき吸気・排気状態に合わせ様々なシュミレーションを行ったデータが御座います。これは他のECUメーカーでは無いトータルコーディネートを可能としている点が最大の違いです。

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こちらが開発に取って最も大切なDYNOルームです。Mcchip-DKR社ではSuper-Flow社製の最新AWDシャーシダイナモを使用し、大きな3つのタービンを使用して強力な送風能力を完備しています。限りなく実装に近い状態の完了が作り出せる様Air-Flowに最も力を入れた設備設計をなっています。現行車両では複雑な電子デバイスの制御等によりAWDシャーシダイナモを使用しないと正確な測定が出来ません。ダイナパックなどの計測方法は現実離れしすぎています・・・。ここで開発されるソフトウェアデーターはウェブに掲載のある全てのラインナップは勿論、某チューナーのソフトウェアや特にポルシェにおいては某有名チームのレーシングカーなどソフトウェア開発を提携し行っており技術力の高さと信頼性のあるデーターを提供しています。

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これまで彼らが行ってきたプロジェクトの数々も日本では全く見かける事の出来なかった斬新で驚く様なパフォーマンスを秘めた車両が多く、今後皆様にこうしたチューンナップをご提案を私どもを通じてご提案が可能です。Mcchip-DKR ワークスギャラリー2015はこちらからご覧頂けます>>> Mcchip-DKR 2015 Gallery

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Mcchip-DKR社は自動車に留まらずアグリトラクター・トランスポータービジネス用との車両向けのソフトウェアプログラムも展開しております。これはパワーアップに限らず生産性向上・燃費改善が重視される商業ビジネスにおいて大変重要な事です。

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Mcchip-DKRのオーナー自らモータースポーツ活動を行い、今年は911RSRでのクラシックレース、Mantey-Racingから991GT3Rにてレース参戦しました。Nurbrugring24hレースの模様はまた別の機会にご紹介させて頂きます!

 

Mcchip-DKR ECUチューニングがどれだけのプロフェッショナルなのかお分かり頂けたでしょうか?(^^)国内でもECUチューニングメーカーは数多く存在しておりますがこのように本国インフォメーションがしっかりと開示されメーカーのバックグラウンドがしっかりとしているECUチューナーは無いと思います!また彼らにしか出来ないワークス車両でのレース参戦やそのセットアップなど常に本物を扱い提供するスタンスを是非認識頂ければと思います。

 

 

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下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。