入門レーシングカーとしてサーキット走行をローコストでお楽しみいただけるWest-Racing製 VITA-01、今回#81号車は弊社のレンタルレーシングカーサービスをご利用いただきVITAレースへデビューいただきました。事前に富士スピードウェイでのスポーツ走行枠での走行レンタルをご利用いただき、ある程度の安定したラップタイムでの走行が可能となったタイミングで11月の富士スピードウェイ 富士チャンピオンカップレース 最終戦のFCR-VITAに参戦をいただきました。
今回はレンタカー車両の#81号車と、弊社にてメンテナンスを実施させていただいている#82号車の2台体制での参戦となりました。
FCR-VITAレースは金曜日に30分 x2の専有走行、土曜日に予選 25分 + 決勝10LAPというレースフォーマットにて実施されます。VITAのレースは国内各サーキットの地方選手権シリーズに組み込まれており参加台数が40台を超える人気のレースとなっています。今回のFCR-VITAでは全40台の車両のエントリーがありました。
#82号車は絶賛レースでのスキルアップトレーニングのためにVITAレース 富士スピードウェイとツインリンクもてぎでのレースに今年参戦いただいております。ちょうど2022年の11月のこのFCR-VITAの大会でご自身初レースデビューをされて丁度記念すべき1年目となりました。今回のレースでは1年レースを行なってどの程度成長が得られたのか?比較のできるレースとなりました。
#81号車を運転するO選手は、事前のスポーツ走行では2分4秒台のタイムが自己ベストタイムで今回レースへと挑みましたが、同じ車両が40台も走行するトラフィックの中で見事に初めての予選を2分03秒023と自己ベストタイムを大幅に更新するラップタイムを記録しP36番手を獲得しました。
#82号車を運転する牧野選手も、これまでの自身の練習でのべストラップを更新する2分0秒871のラップタイムを記録しP29番手で予選を終えました。1秒の中に10台ほど車両が混在するほど予選タイムも非常にレベルの高いレースがFCR-VITAです。
#81号車・#82号車両ドライバー共に素晴らしい予選の走りでした。
冬場の決勝レース、タイヤの温めが重要で両ドライバーにはフォーメーションラップでのタイヤのウオームアップ方法、スタート直後の位置取りをアドバイスさせていただきました。予想通りスタート直後の1コーナーでは20番手〜30番手付近でコースアウト車両やスピン車両などがあり混乱が#82号車は軽い接触により最後尾までポジションダウン、#81号車は混乱に巻き込まれることなくポジションをアップさせました。
ストレートの長い富士スピードウェイでは常にスリップストリームの奪い合いの展開でどの集団グループも常に接近したレースを展開していきます。レースの魅力は何といってもその接近したバトルです。練習や予選のラップタイムが良くてもレースは常にメンタルとの戦いです。前の車両を追いかける、後ろからはライバルが迫ってくる・・・初参戦の#81号車 O選手も非常にクリーンなレースを展開し最終ポジションP32でフィニッシュとなりました。
#82号車牧野選手はスピンにより単独走行となってしまいましたが、コンスタントなレース ラップペースを刻み最終的にP36番手でのフィニッシュとなりました。
両ドライバーさんともぜひ来年に向けてさらに走り込んでいただきスキルアップしていっていただけることでしょう。
決勝レースの模様:FCR-VITA ライブ中継
2024年も富士スピードウェイ・ツインリンクもてぎ・筑波サーキットと関東近郊サーキットにてVITA-01のレースが開催されます。
車両重量600kg以下というライトウエイトマシンを操るサーキット走行は通常のナンバー付き車両では体感することのできない世界をお楽しみいただけます。
VITA-01車両レンタル走行は随時受付しております。空き状況等についてはメールにてお問い合わせください。
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下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。