安全装備のモディファイに続き車輛をスポーツ走行可能なstreet CUP仕様に仕上げてみました。サーキットを走る上で必要な事はグリップの良いタイヤとそのタイヤを有効に使える足回りのセッティングです。純正19インチサイズから18インチへインチダウンを行い仕上げていきます。
ホイールは弊社オリジナル981ケイマン&ボクスター専用 TWS Motorsport T66-F 8.5J-18 / 10.0J-18 フラットガンメタを装着!タイヤはスポーツタイヤの中でも最もハイグリップなSタイヤを使用しADVAN A050 245/40R18 , 295/35R18を組合わせています。
18インチの仕上がり如何でしょうか?レーシーすぎる事無く中々スポーティーで前後バランスもいい具合に仕上がりました!勿論サーキットユースでなくても軽量なホイールに履き替えで使用頂くにもバッチリ。現在国内外のタイヤメーカーでは19インチ・20インチサイズのハイグリップタイヤがあまりありませんのでコストパフォーマンスやタイムアップを狙うには18インチ化がベストです。
ホイールもかなり軽量で純正19インチ比1本3kg以上の軽量化が可能でハンドリングもよりシャープでクイックに。軽快なフットワークに仕上がる点インチダウンは効果的です。
デモカーには997GT3CUP用φ380mm 6PODのビッグキャリパーが装着されてましてサーキットでのブレーキ性能・耐久性は折り紙付きです。ネックだったのが18インチ化に伴うホイールのクリアランス・・・大型ブレーキも問題なく装着出来ました。18インチホイールに装着出来る最大サイズのブレーキシステムはもうホイールの内側パツンパツンです。笑
ホイールの出面は981/987専用オフセットで製作しておりますので基本的にホイールスペーサーを装着する事無くローダウン車輛でフェンダーギリギリの仕上がりです。この辺はブレーキキャリパークリアランスのみ確保出来ればケイマンGT4へも装着出来ます!981を速く走らせるにはタイヤホイールはこのパッケージが最もお勧めです。
※ケイマンGT4 スチールブレーキ車輛の計測車輛を募集しております。
走行性能を引き出す為にはタイヤホイール装着して完了という訳ではなく、コーナーウエイト測定&調整を行い車高を再調整。その後アライメントの調整を実施。足回りは吊るしのビルシュタインPSS10車高調整式サスペンションが装着されているだけですのでアライメント調整範囲は純正のままです。
タイヤのトレッドを有効に使用する為にネガティブキャンバー(ハの字)を基本的につけるセットアップが有効です。しかしながらオリジナルの981/987ケイマン・ボクスターでは調整範囲が狭くしっかりとセットアップを煮詰めるにはGT3ロアアーム・調整式トーリンクへのアップグレードが有効です。今回はオリジナルのアームで調整可能な範囲でセットアップを煮詰めFSWへシェイクダウンへ行ってきます。
ポルシェを速く走らせたい!タイムを出したい!そんなご相談もしっかりとノウハウを元にご提案させて頂きますよ。
下町の文京千駄木にショップを構えるサンライズブルバード千駄木は、オーナー様のニーズに合わせて様々なチャレンジを続けてきました。現在では、ヨーロッパ車の足まわりのスペシャルショップとしてはもちろん、インテリア・エクステリアからエンジンまわりまで、半世紀以上にわたる豊富なノウハウをお客様にフィードバックできるよう、常に新しい情報・技術を積極的に取り入れています。