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サーキット走行をメインでご使用されているポルシェ996ターボのカスタム作業にて、タイムアップに伴い限界を迎えていた純正ブレーキシステムからポルシェ専用設計の新商品のPFC 380 SPORTブレーキキットの装着と911ターボ標準の4WDから2WD化の作業を行いました。ブレーキはこれまでSタイヤやハイグリップラジアルタイヤに純正キャリパー＋社外ビッグローターキット、レーシングパッドを使用していましたが、タイムがあがればブレーキの負担も増しローター・パッドの交換サイクルが非常に短く、キャリパーの剛性不足によりペダルタッチが悪くなっていました。PFC 380 SPORTブレーキキットは、911GT3カップカーに標準装着される本物のレーシングスペックのブレーキで、鍛造モノブロックキャリパー・放冷ピストン・耐熱シール・純正の倍の厚さのブレーキパッドとサーキット走行において確実な制動力と耐久性を確保するブレーキを18インチホイールに収まる前後380mmサイズで装着しています。このブレーキキットの最大のメリットは十二分な耐久性とメンテナンス性です。すべての細かなパーツ１つ１つアフター補修供給があり長期的なサイクルでもメンテナンスしながらご使用いただけます。鍛造モノブロックキャリパーを使用したロードカー向けのブレーキキットして最強スペックのブレーキです。サーキット走行頻度の多い方にぜひランニングコスト軽減とブレーキの信頼性向上にオススメです。

2WD化にはプロペラシャフト・トランスファーフロントデファレンシャル・フロントドライブシャフトなど一式取り外し、ABS・PSMなどの機能は元通りに作動するように加工を行なっております。この方法により30kg以上の軽量化が可能となり、911ターボでありながらリア駆動のみでの走行が可能となります。